2013年 卒業五十周年記念大会

大学第11回生はこれまで、節目節目に記念の同期会を実施してきたが、10年前からは関西を皮切りに、東京・福岡・大分の四地区が一年置きに持ち回りで全体同期会を開催してきた。

今年は再び東京地区が当番の年にあたるが、ちょうど卒業して半世紀になるため、「卒業五十周年記念大会」と銘打って盛大に開催することになった。

平成25年10月14日(月)に上野の水月ホテル・鴎外荘(森鴎外の旧居跡)に全国各地から46名(他にご夫人3名同席)が出席した。

午後5時半から集合写真を撮ったあと席に着き、冒頭、小野二六君の司会で物故者(24名)に黙祷をささげた後、一万田東京地区代表が歓迎の挨拶を述べ、続いて各地区を代表して、谷庄一郎(大分)・宮崎博(福岡)・加藤皓以(関西)・広重昌憲(山口)各氏が近況を報告した。また、宮崎君からは2年後の福岡地区開催に前向きの発言があった。

乾杯の発声は前回開催地・関西地区の幹事だった利光征四郎君がユーモアたっぷりに音頭を取り、一同声高らかに再会を祝し杯をあげた。なお、司会者からは四極会本部より清酒「四極」また八鹿酒造の井上義彦君からは高級焼酎「銀座のすずめ」の寄贈があったことが披露された。

歓談に移り、お互いに旧交を温めたり、杯を交わしたりの和やかな宴席となった。
卒業後の五十年を振り返り、近況のほか学生時代の思い出などのアンケートを前もって募集した結果、三十名弱の応募があり「卒業五十年の思い出」としてまとめて参加者に配布したが、その中から部活でラグビー部の豊福佳男君、寮生活を代表して田代友二郎君に当時のエピソードなどを語ってもらった。

会場はいよいよ熱気が高まり、あちこちで歓声が聞こえるなどの盛り上がりを見せたが時間の制約もあって、恒例の校歌・寮歌・逍遥歌を梅谷覚雄君の指揮で、全員輪になって斉唱。引き続いて、河野晶二郎君の中締めの挨拶、さらに、25年前この同期会の立ち上げに尽力した小橋楢久君と井上義彦君の発声による万歳三唱と続いて午後8時半に御開きとなった。
このまま帰る人もいたが、二次会でカラオケに興じる人、寝部屋に集まって話の続きを楽しむ人など夜遅くまで名残りを惜しむ姿が見られた。

翌15日は朝から今にも降り出しそうな天候であったが。観光組・ゴルフ組とそれぞれ別れて出発した。
観光組は、29名が宿から大型バスに乗り、まずは昨年開場の東京スカイツリー(天望デッキのみ)で地上350mからの景観を楽しみ、浅草寺に参拝した後、両国の国技館内で相撲博物館を観覧したがこのころから台風26号の影響で雨がぱらつきはじめた。「ちゃんこ江戸沢東京総本店」でちゃんこ鍋での昼食に舌鼓を打ったあと、ここで数名が別行動となり、バスは首都高からゲートブリッジ~お台場~レインボウブリッジと進み、お台場付近の景色を車中から眺めて「浜離宮・恩賜庭園」に到着。
雨がやや強くなってきたので落ち着いて散策できず。足早に園内を巡り、心はすでに帰路に向かっているようであった。浜松町で数名と別れ、東京駅で再会を約し解散した。

ゴルフ組は7名が参加。上野発7時半のJRで一路藤代へ向かう。「取手桜ヶ丘カントリークラブ」に到着後、2組に分かれて颯爽とプレイを楽しんだ。
心配していた雨もさほど強くはならず、全員18ホールを完走しました。
結果は一万田道敏君が優勝、安部亮一君が準優勝、懇親会では大いに酒を酌み交わし、ゴルフ談義に花を咲かせて、次回の再開・健闘を誓い合い帰路に着いた。

とても楽しいゴルフ会で、みんな満足!満足!の一日だった。
いろいろハプニングもあったけれど、まずまず盛会といえる卒業五十周年の記念同期会となった。
今年で一つの区切りがついたので、次回以降をどういう方向に持って行くかについては、しかるべき時に、各地区の代表幹事が意見交換しながら、決めることになった。

参加者(安部亮一・安東孝洋・井上義彦・一万田道敏・上野耕造・梅谷覚雄・江頭啓吾・江藤浩一・大部昌弘・小倉章吾・尾崎敏朗・小野二六・加藤皓以・亀田宏・辛島紘一・川口順治・菊川敬三・河野晶二郎・古賀晴夫・古賀夫人・後藤陽彦・小橋楢久・近藤博義・佐藤友彦・首藤義明・杉山輝雄・杉山夫人・高山哲男・田代友二郎・立川豊水・田中哲也・谷庄一郎・利光征四郎・利光夫人・豊福佳男・野田忠生・野辺寛生・原野真治・原光伴・久田一充・弘重昌憲・福田有序・藤丸靖夫・松並善光・三石栄治・宮崎博・山浦勝彦・湯浅喬・吉本安宏・以上49名)(文責 梅谷)