理事長よりごあいさつ

理事長 奥川 隆生

[ 東京四極会 理事長 奥川 隆生 (昭和50年卒) ]

こんにちは!本年6月2日の総会で2009年度から9年間東京四極会を牽引していただいた姫野・前理事長を引継ぎ理事長に就任した奥川です。

姫野さんのこれまでのご努力に心から感謝を申し上げます。私も姫野体制の中で広報を担当しまして、この間に同窓会活動の重要性を認識しながら、 その運営の難しさについてもいろいろ考える機会がありました。現在、東京四極会は毎年剰余金を減らしながらの運営が続く財政課題に直面していますが、 その底流には、全世代に支援された卒業生の集まりになっておらず同窓会活動本来の姿としての発信力と魅力が落ちていることにあると考えています。

もう40数年前になりましたが、私が就職活動で東京にでてきたとき、迎えてくれた母校の社会人の先輩たちが東京駅前で歓迎会を開いてくれました。 それは社会にでていこうとする青年にとっては何とも言えない暖かい激励と誘導のひと時でした。社会にでて一人前の仕事人になろうと頑張っていくことは大事なことです。 その中で自分を見てくれている先輩がいると安心して大事な時期を過ごすことができます。同世代のそういう先輩たちと会社の枠を超えた意見交換ができる、 また逆にシニア層にとっても若手や中堅の会員が考えていることにも耳を傾け理解するといった場を東京四極会が提供できればと願っています。 シニアの皆さんには引き続き、東京四極会の運営にご協力をいただきますようお願いいたします。

新しい東京四極会を実現するために、これから1年をかけて組織と活動の見直しを行いながら、同窓会組織構成の是正、すなわち若手、中堅会員の拡充に向けた努力を開始していきます。 新体制の役員には現役組への就任と若手中堅層の拡充についての知恵だしをお願いしました。新体制は業務を抱えるものが多数でシニアの皆さんとは異なる状況ではありますが、 むしろそこからこれまでとは違ったユニークな発想がでてくることを期待しています。
母校は大きな社会の変化の中で、4年後の2022年に100周年を迎えます。 そのときまでに東京四極会がしっかりした運営をして地域における相互の交流や親睦のネットワーク機能を従来以上に果たせるようにしたいと考えています。 皆さんのご支援ご助言をお願いします。