平成30年 東京四極会新年会開催!
2月3日(土)12時から、新日鐵代々木倶楽部で47名の参加を得て恒例の東京四極会新年会を開催した。
地元大分からは四極会会長石川公一氏、百周年記念事業実行委員長・野々下俊昭氏、大分大学副学長・下田憲雄氏を来賓としてお迎えした。
司会は大坪孝幸事務局次長(第55回)が担当。
まず姫野易之理事長(第44回)が挨拶に立った。
《 姫野理事長挨拶 》
「昨晩の雪の影響が心配だったが大事に至らずの開催となった。本日は昭和60年卒の小林伸彦さんの声かけにより教育学部、工学部の方々の参加も得て、今後は連合会ベースの新年会になっていくことも期待したい。母校は2022年(平成34年)に創立100周年を迎え、四極会本部としても準備に入っている。また、全国の本部支部のあり方について見直しの検討を行っており、本年7月ころに成案を得る予定だ。財政の立て直しに直面している東京四極会では、会費とともに賛助金の受付をお願いしている。また、会報などの送付範囲の見直しについては当面先送りとしたい。執行部の体制については、任期2年の途中であるが、本年6月の総会をもって交代としたい。具体的な人選については総会前の理事会にお諮りしたい。最後にお願いだが、私が今住む街の出身、稀勢の里を見捨てないで応援を続けてほしい」と会場の笑いを誘っての挨拶となった。
引き続き、石川四極会会長が挨拶。
《 石川会長挨拶 》
皆さま、新年おめでとうございます。いつも東京支部の皆さんにはお世話になっています。東京支部は一番頼りにしている支部です。
いくつか、四極会の活動についてお話をします。2020年にわが母校は100周年を迎えます。四極会と経済学部が一緒になって、昨年10月に二つの実行委員会と四つの小委員会を立ち上げて準備を進めています。現在、四極会会員は旦の原世代が6割を超え、また、女性の比率も42%になっており、ダイバーシティにも十分気を配った運営を行っていきます。 東京四極会におられた渡邊博子教授が母校に戻られて、四極会の常務理事として準備活動にも活躍されており心強い限りです。
昨日、母校の入学試験の志願受付が締め切られましたが、倍率は昨年の3.5に比べ今年は2.5という結果でした。倍率が落ちる背景には少子化の影響があります。一昨年の大分県の出生数は9059名です。平成22年には4万3千名だったので、出生は四分の一に落ち込んだことになります。どうぞ、皆さん、いい学生を大分大学に送り込んでください。そして下田先生たちのようなすばらしい教員がおられますので、いい学生に育てて社会に出てもらいたいと思っています。
《 下田副学長ごあいさつ 》
新年会、おめでとうございます。本来は大崎学部長が出席する予定でしたが大学院業務で手が放せなくなり、私が出席させていただきました。大学では、昨年4月に社会イノベーション学科がスタートして4学科体制になりました。また、工学部は理工学部に改組しました。東京四極会でもご活躍された渡邊先生が社会イノベーション学科の中心として活動されています。私もこの学科に移ってきて、社会イノベーションとは社会全般の新しい知見を得ることだと気づきました。先ほど、石川会長から入試倍率について厳しいご意見をいただきましたが、入ってきた学生は鍛え上げて社会に送り出したいと思います。今後、100周年に向けて学部としても頑張ってまいります。
そのあと、久しぶりの出席となった衛藤晟一参議院議員が挨拶に続いた。
衛藤議員は挨拶でご自身の問題意識と国政の状況を丁寧に披瀝したあと、懇談の輪の中に入り多くの参加者と意見交換を楽しまれた。
その後、松浦隆志事務局次長(第47回)による口上で乾杯し新年会に移った。
宴の半ばで、恒例の行事紹介を松岡幸秀氏(囲碁会幹事・第52回)、梅谷覚雄氏(たまには歩こう会幹事・第38回)・田中典明氏(同幹事・第48回)、高橋信行副理事長(ゴルフ会幹事・第44回)が行った。
東京四極会の名指揮者団、梅谷先輩と佐藤勝峰事務局長(第45回)のリードによる校歌・寮歌斉唱ののち、今回参加者の中で最高齢の松岡昭雄氏からのご挨拶と先日お亡くなりになった池辺和郎先輩(第25回)のご冥福をお祈りしたあと、高橋信行副理事長が中締めを担当。一同、これからの1年の会員の健康と次回の総会の盛会を祈って散会した。
参加会員(敬称略)
松岡昭雄(第26回)、後藤浩(第33回)、用正靖彦(第36回)、一万田道敏(第38回)、梅谷覚雄(同)、小野二六(同)、福田有序(同)、大山博康(第40回)、友永英一(同)、武藤孝雄(同)、葛城征志(第41回)、永川哲明(同)、永野基昭(同)、野田和文(同)、松浦靖弘(同)、田川俊夫(第44回)、竹上英文(同)、高橋信行(同)、姫野易之(同)、溝辺憲治(同)、衛藤晟一(第45回)、佐藤勝峰(同)、西依章郎(第46回)、松浦隆志(第47回)、田中典明(第48回)、下村晃(第49回)、伊賀勝秀(第50回)、奥川隆生(同)、森松祥兆(第51回)、木下忠夫(第52回)、松岡幸秀(同)、石川公博(第53回)、米井晃彦(第54回)、大坪孝幸(第55回)、國廣保彦(第56回)、西坂憲郁(同)、梅木俊宏(第58回)、小林伸彦(第60回)、内田孝一(第61回)、賀来良治(第62回)、内田智之(第72回平成9年・工学部)、坂本浩一(同・教育学部)、吉田勝山(同)、藤原歩美(第88回平成25年)以上44名
※以下の写真データをご入用の方は東京四極会事務局へお問合せください。